皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。
今回はオジー・オズボーンのソロアルバム第4作目となるアルバム1986年に発売された『罪と罰』の前に、ちょっとした小咄です。
それでは行ってみまShow!
暗闇にドッキリ! 実はパクリ邦題であった。
このオジー4作目のアルバム『The Ultimate Sin』邦題『罪と罰』からシングル版として『Shot in the Dark』邦題『暗闇にドッキリ!』が発売されています。
何だ、この変なタイトル? と思われたでしょうが、この邦題はある意味パクリ邦題なのです。
そのパクられ元となったのが映画ピンク・パンサーシリーズの第2段『A Shot in the Dark』邦題『暗闇でドッキリ』なのです。
A Shot in the Dark(暗闇でドッキリ)
ピンク・パンサーシリーズは映画とアニメで主役も違うのですが、早い話がどっちも泥棒と警部の話です。
そんなピンク・パンサー版での映画A Shot in the Darkが『暗闇でドッキリ』の邦題で発売されたので、オジーのシングル版としてShot in the Darkが発売された時に邦題としてパクったんですかね?
実際にShot in the Darkの日本語訳は「闇からの一撃」ですからね。
ただピンク・パンサー版の邦題が『暗闇でドッキリ』の意味は分かるんですよ。だって泥棒ですからね。そりゃ闇夜に紛れて盗みを働く訳ですから。
しかし謳い文句と邦題があってない
ではオジー版はどうかと言うと、このシングル版レコードの謳い文句が
オジー・オズボーンのニュー・アルバム『罪と罰』より
第1弾シングル・カット。闇の帝王は再び吠える。
暗闇にドッキリ!
コレじゃ暗闇でオバケにあったオジーがドッキリして悲鳴上げてるみたいだな…
パクリ邦題だと意外と知られていない
しかしオジーが『暗闇にドッキリ!』の邦題で出た当初は誰もピンク・パンサーシリーズのパクリタイトルだと言わなかった。あまつさえ「これはオジーファンじゃないと決められないタイトルだ!」とか評価してた人もいますからね。
今はネット時代なので誰でも『暗闇にドッキリ!』で検索かければ、ピンク・パンサーシリーズの方も検索に引っ掛かります。なのでネット社会も良い時代といえば良い時代なんでしょうね。
ちょっとした『暗闇にドッキリ!』の小咄でした。
おしまい