皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。DTMでの無線モニター実現に希望を見出しているAirPods Pro 2についてです。
今回の説明ではAirPods、AirPods 2、AirPods Pro、AirPods 3、そしてAirPods Pro 2 と、AirPodsシリーズでゲシュタルト崩壊(意味違います)を起こしてますが御容赦下さい。
目次
最初に
まずタカミックスが使っているAirPods Proなのですが、DTMでのモニター使用(AirPodsでモニターすんな! って話ですけど)でも、macOS Catalinaまではレイテンシーがありませんでした(実際はあるのだ気にならないと言う意味ね)。
しかしmacOS Big SurにアップデートしてからDTMでのレイテンシー(以下レイテンシーはDTMでのと捉えて下さい)が起こる様になってしまいました。
macOS Monterey
タカミックスのMacはmacOS Montereyにアップデートしてあります。然りげ無くアップデートに時間が掛かりましたが(1時間くらいだったかな?)、許容範囲内です。
なにぶんmacOS CatalinaからmacOS Big Surにアップデートしてレイテンシーが起こる様になったので、再びmacOSのアップデートがあればレイテンシーが無くなるかな? と思ったのです。
しかしmacOS Big Surの次世代であるmacOS Montereyにアップデートしてもレイテンシーは無くなりませんでした。
ダウングレードするか?
レイテンシーが起こった時はインテルiMacしか持っていなかったのですが、現在タカミックスはM1 iMacとインテルiMacと2台所有しています。
なのでAirPods Proを使うためにインテルiMacのmacOSをダウングレードしても良かったのですが(浅倉大介の様に)、根本的に新し物&ブランド好きのミーハーなんで態々ダウングレードするのもなぁ… と思っています。
レイテンシーの理由はOSなのか?
macOSのアップデートでレイテンシーが起きる様になったのは事実なのですが、ハードであるAirPods 2で起きていたレイテンシーがAirPods Proに交換したらmacOS Catalinaまではレイテンシーが起こりませんでした。
そのことからハードであるAirPods Pro 2が出ればレイテンシーがなくなる可能性に希望を見出しているのです。
根が物臭なんで例えばDTM用に一々トランスミッター噛まして普段付けてるAirPods Proを外し、Bluetooth対応ヘッドホンに付け替えるのは面倒なんですよね(誤解して欲しくないのだが、あくまで練習や簡単な打ち込みで使う時の話である)。
AirPods Pro 2の新機能
AirPods Pro 2はAirTagの様にケース本体が探せる&音が鳴る機能が組み込まれるであろうとのことです。
AirTag
あとは改良されたモーションセンサーが搭載されそうだとのことです。ただタカミックス的にこの2つはあるに越したことはないんですが、特段なくても良いですね。
矢張り1番はDTMで簡単に無線モニタリングできるかが大事なのです。
AirPods Pro 2の音質は?
AirPods Pro 2にはALAC(Apple Lossless Audio Codec)が搭載されるそうです。ALACとはアップルが開発した可逆的圧縮オーディオコーデックです。
難しい話しをブッ飛ばして説明すると音声遅延が(よするにレイテンシー)がないんです。しかし今までのAirPodsシリーズはALACに対応してなかったんですね。
何故かと言うとALACはBluetooth対応してない… 訳ではないらしいのですが、アップルの対応はAACコーデックと言ってbluetoothで音飛ばす時はAAC(音声圧縮方式)だよ! と鼻からALACを除外しているのです(この辺は技術屋じゃないので分からんのですが…)。
なのでAirPods Pro 2ではAACコーデックのみであるBluetooth以外の無線方法を使うのでは? とも言われています。AppleがWi-Fi接続であるAirPlayを更に発展させたコーデックを開発し、AirPods Pro 2に搭載するでは? とのことです。
無線接続方法が何になるかは分かりませんが、ALACが搭載されるのは嬉しいですね。タカミックスはAirPods ProをDTMのモニターでも使ってると記しましたが、AirPods ProでDTMのモニターするのが好ましくない理由の一つに音質が悪いってのがあるんです。
実際にAirPods Proの音質って良くはないんですよね。
誤解しないで欲しいのですが、普通に音楽を聴く分には問題ないんです。ただリアルな臨場感等を求める時に使うイヤホンではないんです。
イメージするなら音楽をハイレゾ音源(5644kbps)で聴くかYouTube(一般的には128kbps)で聴くかって感じです。
なのでDTMの様な人様に届けるために音楽を作る現場でのモニターに使う物ではないのです。
しかしアップル様は2021年11月に発売されたAirPods 3にて音質の改善を行いより、低音部が強調される造りになりました。タカミックスはAirPods 3の購入はしておりませんが、従来のAirPods 2と比べると音質の差は歴然とのことです。
そんなBluetoothコーデックとしてACCが採用されていたAirPodsシリーズですが、もしAirPods Pro 2でALACが採用されたら確実に音質は良くなるでしょう。
元来圧縮企画であるAACと、音質を損なわず行われる可逆的圧縮オーディオコーデックのALACを比較すると、音質については明らかにALACに軍配が上がるのです。
またALACが組み込まれるのと同時にAirPods Pro 2ではH2チップが使われるだろうと言われています。
現行のAirPods Proで使われているのがH1チップです。このH1チップとはデバイスの接続の高速化や切り替え、安定化等のために使われる物です。
デバイスの切り替え、例えばiPhoneからiMacとかに再生音楽等を切り替えた時に、AirPods Proでの音声切り替えで一瞬無音状態になったりします。1~2秒程度の無音状態ですが、DTMの作業中とかだと結構長く感じます。これがH2チップに変わることで更に高速化するのは有難いことかもしれません。
ただタカミックスがH2チップに期待しているのは、H1チップが非搭載だったAirPods 2がH1チップ搭載のAirPods Proに変わったことでレイテンシーが無くなったことからなのです。
確かにmacOS Big Surにアップデートしてからレイテンシーが起こる様になってしまいましたが、H2チップの搭載されたAirPods Pro 2で再びレイテンシーがなくなることを期待しているのです。
デザインは?
AirPodsシリーズで“耳うどん”と呼ばれたステムがAirPods Pro 2からなくなるのでは? と言われています。
個人的にはステムがあってもなくても髪の毛で隠れるので気にならないですけどね(俺はハゲじゃないぞ?)。
肝心の発売時期
AirPods Pro 2の発売は残念ながら2022年のどんなに早くても7月以降だと言われています。
う〜ん、我が家は防音設備が皆無に近いので(これでもマンション住まいなのだが…)7月以降まで有線モニタリングでギター弾かんとダメなのか…
ギターじゃなくても有線モニタリングでの打ち込みは面倒なんだよね。一度でも無線モニタリングしてた身としては有線だとコードが邪魔で仕様が無いのよ…
まとめ
何だかんだ言ってAirPods Pro 2を購入するのならば値段が大きな壁になります。ただDTMでの無線モニタリングが可能であれば迷わず購入します(最悪ローンでも…)。
まぁ、現在金欠なんで早くても7月以降発売と言うのは有難いんですけどね…
おしまい